通院・在宅精神療法 注13の届出割合は、精神を含む診療科を有している診療所で9.3%
令和8年度診療報酬改定は新たな地域医療構想との整合性を図る内容となった。新たな地域医療構想では、外来・在宅、精神も含まれることになっているが、精神領域については1年を超えて入院している退院可能と判断される患者の地域移行の促進が改定の柱の一つとなった。精神を含めた新たな地域医療構想については今年度中に策定ガイドラインが完成し、令和9年10月からは精神病院についても医療機関機能報告が求められる予定だ。
参照:精神医療を含めた地域医療構想策定ガイドラインは今年度末に。精神医療を含めた医療機関機能報告は令和9年10月から
改めて令和8年度診療報酬改定における精神領域を確認すると、精神科地域密着多機能強化加算や精神病棟看護・多職種協働加算といった退院支援・地域移行への取組を評価する項目が新設されている一方で、その受け皿となり、再入院防止に向けた継続診療の質的向上を図る目的だと考えられるが、通院・在宅精神療法において指定する施設基準に適合しない医療機関の非精神保健指定医による診療の場合は100分の60の点数になることとなった。
なお今後は精神科の外来においては、精神保健指定医の取得を計画すること、3種類以上の抗うつ薬又は3種類以上の抗精神病薬の投与に気を付けることも合わせて考えておく必要がある。
令和8年度診療報酬改定で新設された通院・在宅精神療法 注13の届出状況等から現状について確認をしてみた。
【ご案内】
隔週で医療政策ニュースを解説する音声メディア(ポッドキャスト)を配信しています。Spotifyやapple podcast、amazon musicなどで登録(無料)してご利用ください。
通院・在宅精神療法 注13の届出は1,632施設(令和8年8月1日時点)
【お役立ちサービスのご案内】
診療報酬と施設基準の情報を院内で共有するクラウドサービス「ナレティ pro」は、告示・通知・事務連絡の横断検索に、院内の解釈をノートとして紐づけて蓄積できるサービスです。また、施設基準の自己点検・証跡・期限管理・月次実績の基準割れアラートまでを一つの画面で扱うことができます。
以下のバナーから無料トライアルのお申し込みが可能です(通常30日のところ、45日間となります)。
精神科を標榜する診療所のパターンごとに注13の届出割合を確認する
通院・在宅精神療法 注13の届出割合 17.6%(参考値)
※パターンAの分母:地方厚生局 保険医療機関管内指定状況一覧より(R8年9月1日時点)
