令和5年3月10日に開催された中医協総会にて、診療報酬改定の特例措置に関する見直し、点数等が明らかにされた。
幅広い医療機関で受診対応可能とすることを前提にした設定となっている。
外来の院内トリアージ料については、現行の取組をしている上に本年8月までに受け入れ患者の制限をしないことを要件に現状の点数を維持する。その一方で、受け入れ患者の制限をする場合は現行の感染対策をしていても147点と引き下げになる。
入院では、二類感染症患者入院診療加算等関連は現状のまま継続となるが、救急医療管理加算や特定集中治療室管理料との特例は引き下げられる。
また、地域包括ケア病床を念頭に置いたとみられる新型コロナ感染者の入院に対する新たな加算が設けらている。