短冊が公表される⑫ ~救急搬送・夜間休日対応の評価について~
令和8年1月23日、第644回中央社会保険医療協議会総会が開催され、令和8年度診療報酬改定の個別改定項目の内容案が公表されている。2月13日頃と思われる答申に向けて、今回の短冊の内容を基に議論を詰めながらアップデートしていくこととなる。
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短冊の内容と議論について、これから複数回に分けて確認、解説をしていきたいと思う。今回は、救急搬送・夜間休日対応の評価について、短冊から要点をピックアップした。なお、1月30日にアップデートされている短冊を参照している。
救急患者連携搬送料を2区分に。搬送元と搬送先双方で評価。医師や看護師等の同乗の有無で評価に差を設ける
下り搬送を評価する救急患者連携搬送料について、今回改定では搬送先についても評価されることとなった。また、医師や看護師が同乗する場合と同乗しない場合の区分も設けることとなり、同乗は必須ではなくなった(ただし評価は下がる見通し)。
救急自動車については、民間搬送会社のものも含めて利用可能となる。
夜間休日救急搬送医学管理料を再編、マイナ救急の利活用を評価へ
救急自動車で搬送された場合に救急外来医学管理料(時間外救急搬送加算あり)、夜間対応の場合は夜間休日救急医学管理料となる。また、検査・処置の救急待機コストを支援するための加算が新設される。マイナ救急を利用して、診療情報を取得することで救急時医療情報取得加算の算定が可能となる。