令和6年1月17日、第579回 中医協総会が開催され、診療報酬改定での新たな技術の評価の新設及びすでに評価されている技術に関する要件・点数等の見直しについて議論され、令和6年度診療報酬改定において対応する優先度が高い技術として、新規:56件、すでに評価されているものの見直し:121件となっている。注目したいものとしては、人工知能使用指針(参照:AIガイドライン、「人間中心」など10原則を年内決定方針…公的機関含め全利用者が対象・読売新聞)を準拠した施設における画像診断管理加算2へのAI利用に関する加算の新設、在宅心不全患者指導管理料の新設、肺高血圧症を心大血管リハビリテーションの対象疾患に含めること、在宅透析患者管理における遠隔モニタリング加算を評価、ロボット手術に関する評価の拡充、肥満治療(スリーブ状胃切除術)の拡充など。個人的な視点になるが、注目したいものについて一部抜粋してみた。先進医療から保険適用となるものも含めた一覧はこちらから確認をお願いしたい。
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