令和7年4月3日より、医療法改正の審議が始まる。今回の改正の一番の注目点は「医師偏在是正に向けた総合的な対策」だろう。医療法のみならず、健康保険法等も見直し、へき地医療に対する総合的な支援を実施する一方で、今後設定される外来医師過多区域における新規開業への対応を強化(事前届出とその内容に応じた保険医療機関の指定期間の短縮など)するというもの。その他、オンライン診療に関する届出や美容医療に関する定期報告義務なども注目される。



参照:オンライン診療を行う医療機関、都道府県への届出を求める方針。オンライン診療が実施できる通所介護施設等を「特定オンライン診療受診施設」として届出も。

参照:医療法改正に向け「2040年頃に向けた医療提供体制の総合的な改革(案)」が示される


今国会で成立すれば、主な項目は以下の予定で順次施行される。


令和8年4月より

 ・オンライン診療ができる医療機関や場所の届出

 ・外来医師過多区域での新規開業への対応を強化

公布後2年以内

 ・美容医療を行う医療機関の定期報告


 東京都議会選挙、参議院議員選挙を控えており、期間が限られている。薬機法改正についても提出されているが、こちらはまだ審議に入っていない。


参照:令和7年度通常国会に提出されている薬機法改正案、薬局に係るポイントを確認する


 タイムラインはすでに明らかになっている。先を見据えて、先手を打った対応をしていきたい。


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